大学生だった頃
僕は高校を卒業してから、尾道市立大学経済情報学部経済情報学科に通っていました
何故その学部を選んだかというと、単に潰しが効くからという理由だけでした
本当は、岡山県立大学社会福祉学部を受験しようかと思っていましたが、当時の副担任に「介護は汚い仕事だからやめておけ」と言われそれを真に受けてしまい、僕は経済情報学部を受験することに決めました
尾道市立大学には無事合格したものの、1人暮らしは経済的に無理だと親から言われたため、何と岡山市~尾道市の間を約2時間半かけて通学することになってしまいました
それでも自分がたい学びたいことだったら頑張れたかもしれないのですが、単に潰しが効くからという理由だけで入った学部では、片道約2時間半かけて通学するモチベーションを保つことはなかなか難しかったです
それに加えて、親が僕の奨学金を住宅ローンの返済に充てていること知ってしまい、今後大学生活を継続できるかどうか見通しも立たなくなってしまいました
通学費の為のバイトも、通学の関係で遅い時間からしかシフトに入れなかったため、バイト先の閉店時間の23時半まで働くことになり、次の日の授業が1限目からだとしたら朝6時の電車に乗らなければならないという滅茶苦茶なスケジューリングの生活していました
そして、僕の周りの大学生友達には
- バイトをしなくても親が通学費を払ってくれている子
- 奨学金を借りてはいるが、そのお金は小遣いとして毎月親がくれている子
- そもそも奨学金もバイトをする必要もなく、親の仕送りだけで生活できている子
のような子達がいて、どうして自分だけこんなにも苦労しなければならないのかと思い悩むようになりました
その結果、僕の性格は周りへの嫉妬で完全に歪んでしまい、徐々に自分の殻に閉じこもるようになっていき、大学には全く行かずバイトだけに行くフリーターのような生活になってしまいました
その時の僕は、もう何もかもどうでも良くなっていました
授業料が払えていなくても大学に連絡すらしていなかったため、結果的に大学3年生の時点で除籍処分となってしまいました
職を転々としていた頃
僕が大学を除籍処分となったため、住宅ローンも払えなくなり、家を出て一人暮らしを始めまることになりました
生活していくためには仕事をしていくしかないのですが、僕には社会人経験もなく、大学を辞めていきなり働くこともハードルが高かったため、なかなか仕事が長続きしませんでした
結果的に、以下のように職を転々としていきました
- 印刷工場
- 道路交通警備
- インターネット回線取次業務
- NHK受信料契約収納業務
- 水道修理業者
最後の水道修理業者の時もなかなか仕事がうまくできず、もう辞める話になっていた時、その会社の社長から「君は優しいから介護の方が向いているんじゃないか」と言われました
その瞬間、高校生の時の副担任による心無い言葉で諦めていた、本当に自分がやりたかったことを思い出しました
介護労働安定センターで学んだ日々
思い立ったら早速実践しようと思い、ハローワークで介護施設の求人を探していたのですが、職員からちょうど介護労働安定センターで介護労働講習が始まるので、まずはそっちを受けた方がいいと勧められたため、とりあえず介護の勉強から始めることにしました
それまで僕は、介護はただすればいいとだけしか思っていませんでしたが、学んでいくうちに、介護の奥深さを知ることができました
そして、もう少し介護や、もっと射程の広い福祉について学びたいと思うようになりました
介護労働講習も無事修了し、その中で介護福祉士実務者研修(介護福祉士受験資格の1つ)を修了することができました
初めて現場で働き、苦悩した日々
僕は介護労働安定センターに講師で来られていた方が施設長をされている施設で働くことに決めました
無事入職できたものの、やはり最初はなかなか仕事がうまくできず、苦悩していました
そして、学校で学んだことと実際の現場の違いにも驚くことばかりでした
また、僕は今まで職を転々としてきた中で感じてきた、自分の手先が不器用なことや、コミュニケーションが苦手だいう不安も抱えていました
施設長は僕が苦悩している様子を察してか、よく声をかけて下さりました
その度に僕は、仕事に対する不満や不安を吐き出すように話していました
施設長はいつも僕の話を一通り聴いたあと、一言だけ「君ならできる」と言って下さりました
たった一言ですが、その言葉には不思議な力があり、僕の心の支えとなって、今回は何とか仕事を辞めずに続けることができました
やがて僕も一通り仕事ができるようになると、施設長は「順調そうだな」と一言だけ満足そうに声をかけて下さりました
働きながら大学生になる
現場で3年働き介護福祉士も無事取得することができましたが、介護福祉士だけではどこか限界を感じる日々が続いていました
そして、現場という臨床分野だけではなく、もっと包括的な視野で物事を見る必要があるのではないかと思うようになりました
そこで、社会福祉士という資格に興味を持ちました
しかし、社会福祉士の受検資格には、4年制大学で指定科目を修めて卒業という要件がありました
つまり、過去に一度失敗した大学にもう一度挑戦する必要があったのです
僕はそれを踏まえて、次の4つの目標を掲げることにしました
- 自分が勉強したい学部
- 無理のない学生生活
- 仕事との両立
- 学費を払える経済力
これらはの目標は、いずれも過去の大学生活で自分がうまくいかなかったことばかりでした
そして、日本福祉大学通信教育部福祉経営学部医療・福祉マネジメント学科に入学することに決めました
通信大学生の日々
働きながらの通信大学生の日々は、自分が想定してたよりもずっと楽しく、うまくいきました
最初取れるかどうか不安だった単位も、一度も落とすことなく順調に積み上げていくことができました
最初は卒業に必要な124単位ギリギリを目指していましたが、最終的には172単位も取ってしまいました(笑)
自分が学びたいことを勉強できるということが、本当にこんなにも楽しいことだとは思いませんでした
社会福祉士の指定科目や演習・実習は流石に大変でしたが、それでも過去の自分とは違い今回はやり抜くことができました
特に実習においての実践での学びは得るものが多く、実習先が良い施設だったこともあり、現在僕はそこで介護士として勤めるに至っています
そして、社会福祉士国家試験にも無事合格することができました
読書三昧の日々とこれからの日々
僕は去年ケアマネ試験にも無事合格し、現在研修を受けています
また、大学で学んだことを基に、もっと視野を広げようと読書三昧の日々を送っています
そしてもっと学びを深めるために、日本福祉大学大学院修士課程社会福祉学研究科社会福祉学専攻通信教育に進学することも考えています
これからどのような日々が待ち受けているのか、温かく見守って頂けたら幸いです
最後までご精読頂きありがとうございました
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