僕が社会福祉士になった方法をご紹介します
受験資格
まずはこれを満たす必要があります
受験資格を満たすためのルートは色々とありますが、僕は高卒で尚且つ相談員の実務経験もなかったため、必然的に福祉系大学で指定科目を履修するコースを選ぶことになりました
大学選び
社会人として働きながら大学に通うことを考えると、通信制大学が選択肢として挙がってきます
通信大学にも色々とありますが、僕はカリキュラムコースにより履修する科目が決まっているところよりも、自分の好きな科目を自由に履修できるところが良かったので、日本福祉大学通信教育部(以下日福)にすることにしました
費用
これが正直一番不安なところでした
社会福祉士の実習なども含めると大体4年間で120万円程度、つまり1年間で30万円程度かかる計算でした(今は値上がりして130万円程度になっています。詳しくはこちら)
なけなしですがボーナスがあったため、それを学費に充てる計画でいきました
一応100万円程貯蓄して臨みましたが、卒業するころには貯蓄も増えていたので、結果的には貯蓄ゼロでも問題なかったように思います
単位
これも不安な要素の一つでしたが、日福は社会人でも単位が取りやすい良心的な学習システムだったので、結果的に1つも単位を落とすことなく卒業することができました
また、オンデマンド科目をスクーリング扱いしてくれるので、結局僕はスクーリング0で卒業単位を満たすことができました(実習科目は別途スクーリングが必要です。スクーリング開催地は現在、北海道・東京・神奈川・愛知・大阪・岡山・福岡となっています)
何より指定科目以外は自分の好きな科目が選べたので、モチベーション高く学習することができました
試験対策
社会福祉士は今でこそ6割に迫る合格率となっていますが、元々は合格率3割程度の、試験範囲が広くハードルも高い難関資格の一つでした
もちろん今でも合格率が上がったとはいえ、しっかり勉強しないと普通に落ちる試験だと思います
また、試験範囲が広い分、自分の興味の持てない分野の勉強はどうしてもモチベーションが上がらないものです(ちなみに僕は、現行カリキュラムで言う「権利擁護を支える法制度」「地域福祉と包括的支援体制」が特に苦手でした)
試験勉強と称して、自分の好きな心理学や経営学ばかり勉強していた僕にとって、カリスマ社会福祉士さんの動画は大いに助けとなりました
正直、よそで言う社会福祉士対策講座クラスの動画が無料で見られるのは、破壊的イノベーションに匹敵することだと思います
実際、カリスマ社会福祉士さんのおかげで、社会福祉士全体の合格率が上がったと言われる程の影響力です
受験者視点から見れば、現在は試験対策をするのにとても便利な世の中になったと言えます
価値と意義
正直、社会人から社会福祉士を目指すのは、費用も時間もかかるので並大抵の道のりではないです
また、社会福祉士を取ったからといってもすぐにそれを活かした職種に付けるわけではなく、正直その人次第なところがあります(実際僕も、現在特養で介護職として働いています)
しかしそれでも、社会福祉士を取る価値は十分にあると思います
僕は社会福祉士の勉強を通じて、知見が広がり、様々な人達との出会いもあり、さらに実習を経て、現在の介護の質を向上することができました
社会福祉士は射程が広いので、逆に活かせない分野を探す方が難しいです
社会福祉士はスタートで、それをきっかけとして自分自身にフィットする分野を見つけ、それを究めることこそこの資格を得る意義だと個人的には思っています
最後までご精読頂きありがとうございました
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